意識低い系薬剤師の転職紀行

安寧の場所を求めて3年ごとに転職を繰り返す意識低い系薬剤師。管理薬剤師になりたくない万年勤務薬剤師。やる気はないけど薬は好き。

熱性痙攣予防のダイアップ坐薬は3回目の投与に注意が必要!!

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熱性痙攣の予防薬といえばダイアップ坐薬ですが、向精神薬なので使用には注意が必要です。

熱性痙攣は熱が高い時よりも、熱があがっている途中が一番起こりやすいと言われています。

なので、予防薬は、熱が上がりそうだなとおもったら早めに入れてあげます。

ちなみにダイアップの添付文書には、

1日1~2回、直腸内に挿入するとなっています。

つまり、1日2個つかえるわけです。

まず添付文書通りの使用である1日2個は問題ありません。

ただ、ちょっと注意が必要なのが、次の日の3回目の使用です。

ダイアップは半減期(薬の成分が体の中で半分になるまでの時間)が35時間と効き目が持続する薬剤です。

ダイアップは1日2回使う時は、通常8時間程度あけて、2回目を使用しますが、この時点で、1個目の成分はほとんど体の中に残っているで、倍の量になります。

ただ、これは添付文書で、2個使えると書いてあるので想定内です。

ところが、

さらに、8時間あけて翌日に3個目を使用したとすると1個目と2個目の成分がまだ両方共体の中に残っているので、

ほぼ3倍量になってしまいます。

これだと流石に量が多すぎます。

ダイアップは、向精神薬で、3倍量は怖いですね。

なので、ダイアップは1回の発熱で使用するのは2回までとするのが一般的です。

半減期が長いので、2回使うと効果は次の日も十分期待できます。

熱性痙攣は熱があがっている途中が起きやすいので、その段階がすげれば、3回目は必要ありません。

どうしても心配なら、3回目使う前に医師の指示を仰ぎましょう。

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