パセトシン細粒は、
服用する量が多くなりやすい薬です。
アモキシシリン10%配合なのだが、これだとあまりにも量が多くなるので、
服用量を減らすためにワイドシリンというアモキシシリン20%の製品も販売されています。
でも、今回はパセトシンの処方
体重が20kgで、大きめの子供、
アモキシシリン高用量で使いたかったのか、
1日量として90mg(力価)/kg
つまり、
パセトシン細粒
1日18g
これを1日2回にわけて服用するわけです。
流石に、この量の抗生剤を飲むと、下痢をしやすくなりますよね。
下痢予防のため、
ビオフェルミンRを1日4gを混合
さて、
これで、
1日22gを5日分で計110gを分包するわけです。
量が多いけど、
分包機に入らない量ではないのでセットしてスタート!!
時間はかかるけど、順調に粉は落ちて、さー、いざ分包です。
ここで、
問題発生!!
1回量が多すぎて、
一包に入らない!!
ビニールを熱で圧着しようにも、圧着部に薬が溢れて入りこみ、
薬の上から挟んで圧着しても、
ビニールは接着されることもなく、そのままの状態で垂れ流し(笑)
110gの粉が分包されずにそのままでてくるだけ(笑)
悲劇です。
パセトシンほぽ一本がまるまる破棄することになりました。
考えてみれば、1包11gだから入らないよね。
一包の量まで頭が回らなかった自分が情けない。
惨めに、掃除機をかけました。
てか、マジ多いんだよ!!
この量を分2は無理だろ、けっきょく分3にしてもらって作りなおしました!!
対策としては、1包8g超えたら分包紙の幅を広くとりましょう。