眠気が出にくい花粉症の薬といえばクラリチンです。
同じカテゴリーの薬がぞくぞくOTC化されているけど、
このクラリチンはまだ医療用のものしかないので、
処方箋がないと同じ成分のものを手にすることはできません。
いままでに色々な花粉症の薬を飲んできたが、このクラリチンという薬は、効いているのかどうかよくわからない薬でした。
クラリチンにはレディタブという剤形がありラムネみたいに水がなくてもすぐに服用できので、寝る前にお菓子感覚で服用してました。
お菓子感覚のうえに、眠くならないし、喉も渇かないので、他の花粉症の薬よりもどうしても服用し
たという実感が薄いのです。
ついでに、鼻水も止まりませんでした。
なので、副作用は少ないけど、効き目はマイルドなのが印象です。
ひどくない花粉症で予防的に毎日飲むならいいのかも。
このクラリチンは以前は、空腹時に飲むと血中濃度が50%低下するので、
食後に飲まないと効果がないと言われていましたが、
いまはあんまり気にしなくていいみたいです。
というのも、
クラリチンが抗ヒスタミン効果を示すのは有効成分のロラタジンではなく、
これが代謝されてできた、デスロラタジンが薬効を示すそうです。
空腹時に飲むと、ロラタジンの血中濃度は下がるけど、デスロラタジンは影響をうけません。
実際、海外ではデスロラタジンの薬が販売されているが、
食後に服用しないといけないという縛りはないそうです。
なので、空腹時でも食後でもどっちでもOK