まず、ザーネ軟膏は、医療用医薬品で、ザーネクリームは市販薬です。
ザーネ軟膏
ザーネ軟膏は、処方箋をもらって薬局で調剤してもらう病院のお薬です。
有効成分は、ビタミンAで、レチノールという成分を含有します。
ビタミンAは、皮膚の角質が硬くなるのをおさえる効果があるといわれ角化症の治療に使われます。
適用は、角化症ですが、実際は、保湿剤としても使われることもあります。
ザーネ軟膏は名前は、軟膏になっているが、テクスチャーはクリームに近いのでさらっとした使い心地になります。
このクリームに近いザーネ軟膏なので、
市販薬にするに当りザーネクリームと名称変更しただけかと思いきや中身を見てみると全くの別物なのです。
ザーネクリーム
有効成分
天然型ビタミンE
グリチルリチン酸二カリウム
ザーネ軟膏は、ビタミンAなのに、ザーネクリームはビタミンEなのです。
ビタミンEは血行を良くしてシモヤケや肌荒れに効果があります。
さらに、グリチルリチンを加えて炎症を和らげる働きを追加しています。
クリームタイプなので、こちらもさらっとした使い心地になります。
見た目はザーネ軟膏よりも透明感があります。
ビタミンAは独特の匂いがあるが、このザーネクリームは無臭なのでより体の保湿剤としては使いやすいのかなと思います。
とりあえず、
ビタミンEが悪いなんてことはないけど、
ザーネ軟膏の代替をきかれて、安易にザーネクリームを薦めない方が無難です。