意識低い系薬剤師の転職紀行

安寧の場所を求めて3年ごとに転職を繰り返す意識低い系薬剤師。管理薬剤師になりたくない万年勤務薬剤師。やる気はないけど薬は好き。

うつ病の薬ドグマチールは胃薬でも使われているらしいぞ!?

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世の中には、いろいろな薬があって、

胃炎にも使うし、 うつ病 にも使う薬があります。

スルピリドという成分で、

有名な商品だとドグマチールという商品に含まれてます。

このドグマチールは、

服用量によって、適用疾患がかわる不思議な薬で、

少量で使えば胃薬、中用量で使えばうつ病の薬、高用量で使えば統合失調症の薬になります。

医薬品添加物より

胃・十二指腸潰瘍
スルピリドとして、通常成人1日150mgを3回に分割経口投与する。
なお症状により適宜増減する。
統合失調症
スルピリドとして、通常成人1日300~600mgを分割経口投与する。なお年齢、症状により適宜増減するが、1日1,200mgまで増量することができる。
うつ病・うつ状態
スルピリドとして、通常成人1日150~300mgを分割経口投与する。なお年齢、症状により適宜増減するが、1日600mgまで増量することができる。

ちなみに、うつ病や統合失調症には効果は緩やかで、

他の抗うつ薬と併用して補助的に用いられることが多いです。

また、胃薬としても使えるくらいなので、

精神症状で食欲がないときにも使えます。

ドグマチールはドパミン受容体をブロックすることでドパミンの働きを抑えて、

脳内のドパミンの働きをコントロールすることで、うつ病や統合失調症の精神疾患に効果があります。

また、

ドパミン受容体は、胃や腸にもあるので、

ここのドパミンの働きをコントロールすることで胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍なんかに効果があります。

中枢に効果を期待する時は、血液脳関門を通過しないといけないから、多めの量が必要です。

少量であれば、血液脳関門でブロックされるから、末梢の胃や腸にしか効果が現れません。

ただ、高齢であると少量でも錐体外路障害が現れることがあるので注意が必要です。

-抗精神病薬

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