意識低い系薬剤師の転職紀行

安寧の場所を求めて3年ごとに転職を繰り返す意識低い系薬剤師。管理薬剤師になりたくない万年勤務薬剤師。やる気はないけど薬は好き。

病院で処方されるコエンザイムQ10よりもサプリメントの方が摂取量が多いぞ!!

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 コエンザイムQ10は今でこそサプリメントに配合されて、

市販薬として簡単に購入できるようになりましたが、

もともとは、病院のお薬でノイキノンという心疾患につかう医薬品に使われていた成分です。

ノイキノンはいまはあんまり見なくなりましたが、まだ現役のお薬です。

心臓を元気にさせてくれるのだが、血管を広げたり、拍動を強くしたりするような直接的な効果はなく安全性の高いお薬です。

コエンザイムQ10は細胞内のミトコンドリアに取り込まれて酵素利用率を上げてATP産生を賦活します。

心臓を構成する細胞を元気にすることで間接的に心臓の機能を改善します。

この他にも、抗酸化作用もあります。

細胞を元気にしてくれたり、抗酸化作用で老化を防止したりしてくれるので、

美容のサプリメントとして使用されるわけです。

ノイキノンの有効成分ユビデカレノンを別名でコエンザイムQ10といいます。

ノイキノンは、心臓の薬として使う時は、1回10mgを1日3回服用します。

つまり、1日30mgの服用ですね。

いま発売されているサプリメントのコエンザイムQ10は、なんと1日量120mgになります、

心臓の薬として使用する量のじつに4倍もの量です。

普通は、健康食品になると服用量はかなり少なく使うものなのですごく特殊です。

医薬品の量が昔に決められた量のままなので、少なめです。

使用経験とともに、安全性が認められたのか、いまでは4倍もの量を若返りサプリとしてしかっています。

もともとは医薬品なので、もし服用している薬があるのであれば一度医師薬剤師に相談しましょう。

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