花粉症のシーズンに突入して、
アレロックとパタノールが飛ぶようにでていきます。
薬局内では周知の事実なんだけど、
アレロック錠とパタノール点眼は同じ成分なんです。
患者さんはよっぽど敏感な方じゃないと気づかないと思います。
錠剤のシートに成分名なんて入ってないし、説明書にも成分名は記載しないからね。
成分名はオロパタジンが共通で使われており、第2世代の抗ヒスタミン剤です。
第2世代の抗ヒスタミン剤は、
眠気がでにくいのが特徴と言われているけど、アレロックは眠気の訴えが比較的多いです。
ただ、効果はしっかりしておりアレグラやクラリチンよりも強いとされています。
アレロック錠は辛い花粉症の鼻水に、パタノール点眼は目のかゆみに処方されてるけど、
いちおう、飲み薬のアレロック錠単体でも目のかゆみに効果があります。
ただ、スパッと痒みがなくなるってわけではないので、目薬も一緒に使った方が効果的。
オロパタジンはジェネリック医薬品は発売されているけど、市販薬はまだ発売されていませんが、続々と新しいアレルギー薬の市販薬が登場しているので直ぐに発売されるんじゃないかな。
第2世代の抗ヒスタミン剤はすでに出始めている鼻水には、効き目が弱いです。
花粉症の薬が全然効かないって人いるけど、飲んで直ぐに100%効果を発揮するわけじゃないので、とりあえず、1週間は根気よくのんで下さい。
自分が使ってみての感想なんですが、
直ぐに効くのは、第一世代の抗ヒスタミン剤です。
これは、ホントよく効くし、効きも早い。いまでている鼻水にも直ぐ効きます。
喉や鼻の奥がカピカピしてきたら効き始めた合図です。
鼻がたれ続けるストレスに比べれば、喉の渇きや眠気なんて大したことありません。
コスパもいいので、
あえて第一世代を使うって選択もありだと思う。