今日は、ぱっと見なんだこれは?
というような処方をうけました。
話を聞いてみると、
あせもに使用するとのこと近くの薬局が混んでいたのでうちに来局
処方は、
酸化亜鉛 10g
精製水で100mlに希釈
すごく簡単なのですが、どうやらこれはあせもローションの処方のようです。
あせもローションって市販薬では色々なものがうっているのですが、病院の薬では、
あせもローションって商品名の薬はないんですよね。
強いて言えば、カラミンローションがあせもローションに該当するのではないでしょうか。
せっかくなのでカラミンローションと今回の処方を比較してみました。
カラミンローション
100mL中
カラミン 8g
酸化亜鉛 8g
カラミンローションもメインは酸化亜鉛です。
今回は、カラミンローションのカラミン抜きといった感じです。カラミンローションはピンク色のドロッとした液体ですが、このピンクはカラミンに由来するようで、今回のあせもローションは真っ白でした。
カラミンローションの方が、成分が多いので効きそうな気がします・・・。
以前にこれ以外にも、おそらく門前薬局との約束処方だろうなというあせもローションの処方箋を見たことがあります。
処方①チンクワッサー 100ml 手書き処方箋
チンクワッサーはいくら薬局の本をしらべても見つからず、門前薬局を紹介
これは約束処方ですね。
処方②GL・P・Z液 100ml 手書き処方箋
もちろん薬局のレセコンでは入力できず、インターネットで検索したら薬局製剤であることが判明。
これ処方箋でだされてもな・・・・門前薬局はどうしているのだろうと思いながら、また門前薬局を紹介
パソコンで印刷された処方箋だと、こういった省略記載や約束記載みたいなことは、ほとんどないのですが、
手書き処方箋の自由度には驚きです。