ビール好きには、
汗をかいたあとにのむキンキンに冷えたビールは、最高の贅沢です!!
私の夏の醍醐味の一つが、真夏のビアガーデンです。
汗をかきなが肉を焼いて、そのままビールで流しこむのが最高です。
さて、ここで注意しなければならないのが、熱中症と脱水症状です。
なんと、ビールはいくらのんでも水分補給にならないのです、
ビールは水分補給にならないので、汗で出て行ってしまったぶん、身体から水分がなくなるので、
熱中症脱水症状に陥りやすくなります。
このビールマジックにより毎年何人もの同僚がやられています。
なんでビールは水分補給にならないのでしょうか?
ビールに限らず、アルコール全般に言えることなのだが、
アルコールには利尿作用があります。
この利尿作用は血液中の抗利尿ホルモンの分泌を抑制することで生じ、50gのアルコール摂取で600~1,000mlの利尿効果があるとされています。
ある調査では、ビール1リットルを飲むと尿が1,100ml出て、100mlの脱水状態になるそうです。
しかも、アルコールによる利尿は、摂取したアルコール飲料の水分が吸収・排泄されるわけではなく、まずは、血液中の水分、つぎに、血液の水分がでていってしまったあとの浸透圧上昇により血管に移動する体液の水分で、最後が、小腸から吸収された水分となります。
つまり①血液の水分、②体液の水分、③小腸から吸収された水分の順です。
このように時間差があるため、知らず知らずに身体の脱水症状は進行していくのです。
夏場は、冷たいビールが美味しくついつい飲み過ぎになりがち、
ビールときどき、お水でしっかり予防しましょう。