夏休みを利用して、世界遺産富士山にチャレンジして来ました。
富士山にはこれで5回目の挑戦となるのだが、毎回悩まされるのが、高山病です。
高山病は、体質によるところが多いらしく、どうやら自分は高山病にかかりやすい体質のようです。
実体験ですが、高山病にかかると、まず7合目くらいから脈打つような頭痛が訪れます。
標高が上がるにつれて、頭痛はひどくなり更に吐気が訪れます。ちょっと休むと楽になるのですが、
登り続ける限り良くなることはありません。
頭痛薬が比較的よく効くので、毎年それでしのいでいましたが、辛いことには変わりないです。
もうかれこれ5回目になるので、今年はしっかり対策をしていくことにしました。
そこで、登場するのがダイアモックスです。
ダイアモックスは普通に買うことはできないので、
かかりつけの医者にお願いして、自費にて10錠だしてもらいました。
自分が服用した方法は、
前日の朝から1回0.5錠を朝と晩で服用して、当日も朝と晩で1日2回服用しました。
ダイアモックスは決して弱い薬ではありません。副作用の発現頻度も高い薬です。
ダイアモックス添付文書より
ダイアモックス錠250mgの睡眠時無呼吸症候群について、副作用集計対象となった220例中、79例(35.9%)に臨床検査値異常を含む副作用が認められたその主なものは四肢知覚異常(25.9%)、頻尿・多尿(7.7%)であった。
睡眠時無呼吸症候群に使用時のデータなので、1日250~500mgの使用で、実に、3割以上の方が副作用を実感したわけです。
使用する時は、いきなり当日に使うのではなく、前日から様子を見ながら使いましょう。
使用してみての感想
効果はあったと思うけど、副作用もありました。
9合目超えたあたりから、頭痛がしはじめたものの、さほど気になるほどではなく、
以前の登山と比較すると、明らかに症状は軽度です。
そして、吐気に襲われることなく無事に登頂することができました。
と、ダイアモックスの効果は十分に実感できたのですが、
それと同時に、副作用の方も現れました、
ダイアモックスの副作用で一番多く現れるのが、知覚異常つまりしびれです。
登り始めてすぐに気になりだしたのが手の指のしびれ、指の先が、電気を当てているような感じでビリビリするのです。
不快だけど我慢できないことはありません、高山病よりはマシです。
利尿効果がある薬だが、それに関して、とくに気になりませんでした。
しびれは下山後、しばらくして取れました。ダイアモックスの半減期が10~12時間であるため効き目が切れてきたのだと思います。
結果
悪くはないが、次回は、もう少し量を減らして使用して見ようと思います。