ペットボトル症候群この病気は、1992年に日本糖尿病学会で報告され、主に10代から30代の人がなりやすいとされていて、この年代の人々にペットボトル飲料が好まれることから、この名前が付いたそうです。
本来、私たちが一日に摂取する糖質の目安は50g程度です。
砂糖にすると多いように感じますが、
これをジュースにすると意外とすんなりとれてしまうのです。
●カルピスウォーター ▼糖分:66.0g ▼角砂糖:18個 ▼230kcal
●CC.レモン ▼糖分:55.0g ▼角砂糖:15個 ▼200kcal
●タケダレモンウォーター ▼糖分:28.0g ▼角砂糖:08個 ▼100kcal
●ファンタグレープ ▼糖分:60.0g ▼角砂糖:16個 ▼245kcal
●クー オレンジ ▼糖分:55.0g ▼角砂糖:15個 ▼220kcal
●午後の紅茶レモンティ ▼糖分:32.5g ▼角砂糖:09個 ▼140kcal
●アクエリアス ▼糖分:23.0g ▼角砂糖:06個 ▼95kcal
●ファンタオレンジ ▼糖分:60.0g ▼角砂糖:16個 ▼240kcal
●缶コーヒー ▼糖分:45.0g ▼角砂糖:12個 ▼174kcal
●午後の紅茶ミルクティ ▼糖分:32.0g ▼角砂糖:09個 ▼140kcal
●なっちゃん ▼糖分:44.0g ▼角砂糖:12個 ▼220kcal
●アミノサプリ ▼糖分:32.5g ▼角砂糖:09個 ▼120kcal
●SUPER H2O ▼糖分:19.0g ▼角砂糖:05個 ▼65kcal
出典ジュース類の糖分比較_その2 - とやまのくすり.com
500mlでこの量なので、これを1日で何本ものんだら糖尿病になってしまいます。
ジュースや清涼飲料水により一度にたくさんの糖分を摂取すると、血糖値が上がります。
血糖値が上がるとのどが渇くので、ますます水分をとりたくなります。
そして、ジュースや清涼飲料水をまた飲むという悪循環に陥ります。
そうして常に血糖値が上がった状態になることで、急性の糖尿病になってしまうというのがこのペットボトル症候群です。
血糖値が高いと意識が朦朧として、ひどいと昏睡状態に陥り命の危機にさらされることになります。
ジュースは1日1本未満に抑えて、水分補給には、ミネラルウォーターや糖分の入っていないお茶を飲むことをおすすめします。
また、汗からは水分だけでなく塩分も流出するので、長時間の運動などを行う場合、水の過剰摂取や塩分の摂取不足から血液中のナトリウム濃度の低下がおこります。
適度な塩分補給も忘れずにおこないましょう。