意識低い系薬剤師の転職紀行

安寧の場所を求めて3年ごとに転職を繰り返す意識低い系薬剤師。管理薬剤師になりたくない万年勤務薬剤師。やる気はないけど薬は好き。

背中や胸の治りづらいニキビはマラセチア毛包炎かもしれない。

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背中と胸によく湿疹ができるので、最強ランクのステロイド薬(家にあった)フルメタ軟膏を使用していました。

だいたいの湿疹は2~3日ステロイドを塗ればおさまります。

それほどこのステロイドという成分はよく効きます

それが、今回ははなかなか治らない。それでも徐々によくなってくるのですが、

どうも治りがよくない、まぁ、そんなこともあると思いながも、ある程度よくなったので薬を中止することに

すると湿疹はまたでてきて、ニキビになってしまいました。

ここでようやくステロイド使用の過ちに気づきました、

しまった・・・

このステロイドという薬は非常に有用な薬なのだが、使ってはいけない皮膚疾患もあります。

その代表例が、細菌感染や真菌感染症です。

ステロイドには炎症を抑える効果とともに免疫を抑える効果もあり、

皮膚の免疫を抑制してしまうと、細菌に対する皮膚の抵抗力が下がってしまいます。

ニキビの代表的な原因菌はアクネ菌。通常ニキビの治療に、ステロイドは使いません。皮膚の免疫低下がニキビを悪化させてしまうからです。

そうと知っていても素人目には湿疹とニキビの区別はつかないものです。

そこで、治療方針を転換して、(家にあった)アクアチム軟膏をぬることにしました。

アクアチム軟膏は抗生剤の外用薬

そして、アクアチム軟膏塗ること1週間

・・・・まったく効かない。

となると根本的に治療方針の見直しが必要。グーグル先生にきいてみると、背中ニキビで引っかかったのが、

マラセチア毛包炎

マラセチア毛包炎とは、カビが原因となって生じる肌の疾患で、症状は胸部、背中、肩、腕、首、額などに小さな赤い発疹ができ、かゆみを伴います。

まさにこの症状です。

さらに、マラセチア毛包炎とニキビを見分けるためには医師による顕微鏡検査をする必要があり、人間の目では判別不可能と言われています。

つまり、塗り薬を間違ってしまったのものしょうがない。

マラセチア毛包炎は、真菌が原因なので、抗真菌薬を使用します。つまり水虫の薬ですね。

認めたくない一心で水虫の薬は避けてきましたが、最後の望みをかけて、

(家にあった)ルリコンクリームを使用することにしました。

ルリコンクリームなら1日1回で十分だろう。

ルリコンクリーム塗ること1週間

・・・劇的に良くなりました。

やはりマラセチア毛包炎だったようです。

真菌感染の注意点はどれも同じ。よくなっても油断すると再発します。よくなってからも完全に菌がいなくなるまでは、塗り薬を続けなくてはなりません。

そろそろ、ルリコンクリームもなくなるし、皮膚科に行くことにします。

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