イブやバファリンやロキソニンSの効能効果に、生理痛という記載があります。
生理痛は内臓痛の一種なので、通常の痛み止めでいいのか?と疑問に思っていました。
やはり、普通の痛み止めだと効果は不十分だったようですね。
そこで開発されたのが、生理痛専用の痛み止めエルペインコーワです。
エルペインコーワ
効能効果:生理痛(主に、軟便を伴う下腹部の痛みがある場合)
有効成分(1錠)
イブプロフェン 150mg
ブチルスコポラミン 10mg
服用間隔を4時間以上あけて、1日3回まで服用できます。
イブプロフェンは世間一般よく使われている痛み止めで、頭痛、喉の痛み、筋肉痛など様々な痛みに速く効きます。
この薬の特徴的なところが、
痛み止め成分イブプロフェンの他に、ブチルスコポラミンを含んでいることです。
ブチルスコポラミンは主に内臓痛や胃の痛みに使用します。
ブチルスコポラミン単剤の薬が市販薬として販売されており、
商品名はブスコパンA錠です。
ブスコパンA錠
効能効果:胃痛、腹痛、さしこみ(疝痛 < せんつう >、癪 < しゃく >)、胃酸過多、胸やけ
胃腸の過度の緊張や痙攣をやわらげることにより、胃痛、腹痛、さしこみの痛みをしずめます。
このブスコパンに含まれる成分と同じものがエルペインには含まれており、
ブスコパンは胃の緊張や痙攣を和らげてくれる効果を主作用として販売していますが、他にも、
子宮の痙攣や収縮を和らげる効果があります。
痛みの原因に直接きくわけです。
どちらも成分も昔からつかわれている成分で、どちらも市販薬にあるのだが、
新しい効能効果だからでしょうか?
分類が1類医薬品となっております。薬剤師のいる店舗でないと買えないものなのです。
せっかくなので薬剤師さんにいろいろ効いてから購入するといいでしょう。