意識低い系薬剤師の転職紀行

安寧の場所を求めて3年ごとに転職を繰り返す意識低い系薬剤師。管理薬剤師になりたくない万年勤務薬剤師。やる気はないけど薬は好き。

ヤーズ配合錠で血栓塞栓症による国内初の死亡症例

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バイエル薬品が月経困難症治療薬のヤーズ配合錠について、同薬との関連が疑われる血栓塞栓症による国内初の死亡症例が報告されたことから、添付文書に従い同薬を適正使用するよう、改めて注意喚起を行いました。

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「ヤーズ配合錠をより安全にお使いいただくために(血栓塞栓症について)」(バイエル薬品)
バイエルさんの注意として、下記の症状がでたら直ちに同薬の使用を中止し、速やかに医師に相談するよう患者に指導することを、医療従事者に求めています。
(1)下肢の疼痛や浮腫
(2)突然の息切れ、胸痛
(3)激しい頭痛、急性視力障害

EP配合剤服用開始から最初の3カ月間に血栓症の症状が多く報告されているため、特に注意して観察するよう求めています。
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ピルは卵胞ホルモンの量によって高用量(0.05mg以上)、中用量(0.05mg)、低用量(0.05未満~0.03mg)、超低用量(ミニピル・0.03mg未満)に分けられます。

ヤーズ配合錠は国内で発売されているピルの中で、唯一の超低用量ピルです。

卵胞ホルモンの量が少ない方が副作用である血栓症は少なくなります。

しかし、副作用が少ないのがうりのピルであっても、それでも副作用は起こりえます。

日本人がピルを服用すると血栓症(深部静脈血栓症のことを指します)の頻度は、10万人あたり3~4人といわれています。

卵胞ホルモンは「静脈血栓症」に、黄体ホルモンには「動脈血栓症」に関係しているといわれているが、

ピルを服用する時に起こる血栓症は、ほとんど静脈血栓症であり、動脈血栓症はマレです。

エストロゲンは血液を固まりやすくする作用があるので、過去に血栓性の病気を患ったことがある人は、血栓症のリスクが高まるので使うべきではありません。

卵胞ホルモン・黄体ホルモンを含む製剤つまりピル全般に言えることだが、使用開始から3ヶ月間は血栓症の副作用がでやすいとされています。

もし、
足のふくらはぎが痛い、むくむ、手足のしびれ、胸が痛いなどあればすぐにかかりつけの医師に相談しましょう。

-低用量ピル

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