赤ブドウ葉乾燥エキス混合物なるものを主成分にした、
足のむくみ改善薬が第一類医薬品として発売されています。
効能効果
軽度の静脈還流障害(静脈の血流が滞ること)による次の諸症状の改善:足(ふくらはぎ、足首など)のむくみ、むくみに伴う足のだるさ・重さ・疲れ・つっぱり感・痛み
足のむくみに効果があるそうですが、
赤ブドウ葉乾燥エキスとは何なのでしょうか?
とりあえず、赤ぶどうで一番馴染みのあるものといえば、ワインですよね。
ワインには、ポリフェノールがたくさん含まれ、動脈硬化や心臓病のリスクを少なくしてくれます。
ワインは赤ブドウの果実を使用していますが、この赤ブドウ葉乾燥エキスは、葉っぱを使用しています。
なんとこの赤ブドウの葉っぱには、ワインの100倍以上ものポリフェノールが含まれています。
また、ポリフェノールには多くの種類があり、個々によって特徴的な作用をして独自の効能を発揮する種類のモノもあります。
一番メジャーな働きは体内で発生する活性酸素が過剰に増えないようにする抗酸化作用であり、これにより老化や様々な生活習慣病に対する予防に繋がるといった効能があると考えられています。
特徴的なものには、抗炎症作用により血管内皮の細胞の間の接合部を密着させ、血管を健康な状態に近づけ血漿成分の流出を防ぐ(シーリング作用)ほか、炎症による浮腫を軽減する抗浮腫作用、血流改善を促すと考えられる血小板凝集抑制作用がある。
この効果が足のむくみを改善させてくれます。
足の、むくみ以外にも色々身体によさそうな薬だとおもいます。