意識低い系薬剤師の転職紀行

安寧の場所を求めて3年ごとに転職を繰り返す意識低い系薬剤師。管理薬剤師になりたくない万年勤務薬剤師。やる気はないけど薬は好き。

白色ワセリンとプロペトとプラスチベースの違い

投稿日:2016年11月21日 更新日:

今回は白色ワセリン・プロペト・サンホワイト・プラスチベースについて説明します。

サンホワイト・白色ワセリン・プロペトはほぼ同じものですね。プロペトやサンホワイトは白色ワセリンを精製して極力不純物を取り除いた製品で、ほんとに純粋な白色ワセリンです。

純粋度レベルでプロペトよりも上をいくのがサンホワイトです。超敏感肌の保湿にはサンホワイトが安心してつかえます。でも、サンホワイトって薬価収載されていないから処方箋でだせないんですよね。

処方箋で高純度な白色ワセリンをだしたいならプロペトを使用します。プロペトは薬価収載されてるから医師が処方できますね。

サンホワイトは単体での薬価収載はされていないものの軟膏の基剤として用いられている。外用薬がお得意の鳥居薬品の商品アンテベート軟膏・ロコイド軟膏・スタデルム軟膏の基剤には「サンホワイト」が使用されています。

アンテベート軟膏って医師が処方するステロイド軟膏で使用量ナンバーワンの商品です。そんな商品の基剤に抜擢されたんだからその実力は疑いようがない。

外用薬は治療にもちいるんだからそれ自身の基剤でアレルギーを起こして治療に支障をきたすとかお話にならない。

サンホワイトは市販薬として売られているけど店頭販売されてるのあんまりみたことないです。ネットでは簡単に購入できます。

ワセリンは安価な保湿剤で使い勝手がいいのがメリットなんだけどサンホワイトは流石に高いですね。超敏感肌でもないかぎりはサンホワイトじゃなくてもOK。ベビーワセリンで十分。

プロペトは医者が処方するイメージだけど、市販薬でも売っています。商品名は「プロペトホーム」ですが、中身はおなじプロペトですね。

白色ワセリンとプロペトの違い

白色ワセリンは一般名でプロペトやサンホワイトは商品名です。

もし処方箋で白色ワセリンが処方されたら薬局は白色ワセリンだそうがプロペトだそうがどっちで渡してもいいことになってる。

ちなみに薬価はどれも同じです。プロペトは10gで23.4円です。他の白色ワセリン「日医工」とか「ヨシダ」とか全部10gで23.4円です。

高級白色ワセリンであるプロペトとノーマル白色ワセリンとで同じ値段ならプロペトほしいですよね(笑)

でも、使い分ける医者もいるみたいで、うちの近所の皮膚科は顔にはプロペトで、体には白色ワセリンつかってます。使用感が違うんですよね。白色ワセリンって不純物を除去すればするほどトロトロになるみたいで白色ワセリンの方が固い。プロペトにいたっては夏場は液体みたいになってる。

この液体でドロドロが嫌で固いのがすきな方はノーマル白色ワセリンの方がいいとおもう。

プロペトには100gチューブと200gチューブと500g壺があります。端数で処方された場合には薬局で壺につめてくれますが衛生面を考えるとチューブがいいですし、壺につめてもらうと容器代とられます。

容器に指突っ込んでぬるとそこから雑菌が入ってしまうのでやっぱりチューブがいい。

プロペトもいいけどプラスチベースがおすすめ

プロペトは安全性が高く肌の保湿剤として利用している人が多くいますが、これと同じようなものとしてプラスチベースというものがあります。

プラスチベースは、大正製薬株式会社が製造する商品で薬価収載されているので病院行けば処方してくれるかもしれない。プラスチベース処方する医者あんまりいないけどね。うちは近隣の耳鼻科が処方するので在庫しています。

プラスチベースの薬価は10gで47.9円です。プロペトの倍近い値段ですね。ただ100gで500円くらいだから別に高くないでしょ。

プラスチベースは「流動パラフィンを95%、ゲル化剤としてポリエチレン樹脂を5%含む炭化水素ゲル軟膏基剤」です。これも軟膏基剤ですね。

流動パラフィンを使用しているメジャーな製品は「ベビーオイル」です。流動パラフィン(ベビーオイル)は液体ですが、ポリエチレン樹脂を加える事で固形になり白色ワセリンみたいな外見になります。

ベビーオイルと同じようなものなので軟膏の基剤にすることができます。

このプラスチベースのいいところは、温度による影響がプロペトよりも少ないことです。プロペトよりも、塗った時の伸びがよく、ベタつきも少ないので使用感がとてもいいです。

近隣の耳鼻科さんは鼻のなかの保湿にプラスチベースを処方しています。鼻の中は温かいのでプロペトだとドロドロしてすぐにとれてしまいます。その点、プラスチベースは温度変化に強いので鼻の中でもドロドロにならない。

リップクリームをプロペトからプラスチベースに変えましが、温度変化による影響がすくないので、プロペトよりも持続性がいいです。また辺にテカテカしないのもすきです。ぶっちゃけ、いろんなリップクリームをつかったけどプラスチベースよりもいいリップクリームをしらない。

個人的な使用感で言えば、プラスチベースの方がだんぜんオススメです。

プラスチベースをつかった市販の保湿剤

プラスチベースってあんまりメジャーじゃないから市販の商品がすくないんだけど、数少ない商品のなかでこちらがオススメです。

やっぱり唇への使用をすすめていますね。プラスチベースは唇の保湿に最適なんです。もちろん顔や体にもつかえます。

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