セルベックスとムコスタは、
ロキソニンやボルタレンなんかの痛み止めを使用する際に高頻度で、一緒に処方される薬です。
痛み止めを服用すると、胃が荒れると言われているので、胃の粘膜を保護して胃炎の予防として処方されています。
痛み止めのロキソニンが市販薬として発売されより身近なものになりましたが、病院でロキソニンは、胃薬とセットで処方されるので、胃薬なしで服用することに抵抗がある人もいるのでは無いでしょうか?
そこで、市販の胃薬を紹介したいと思います。
セルベックス:成分名テプレノン
胃粘液の分泌を増加させ、傷んだ胃粘膜の保護や修復を促進します。
通常、胃炎・胃潰瘍の治療に用います。
ムコスタ:成分名レバミピド
胃粘膜プロスタグランジンE2増加作用や胃粘膜保護作用により胃粘膜傷害を抑制し、胃粘液量や胃粘膜血流量の増加で血行動態の障害を改善し、炎症を抑え、胃粘膜を修復します。
セルベックスとムコスタはどちらも胃粘膜の保護作用を有する薬剤で、同種同効薬です。
残念ながら、ムコスタの成分であるレバミピドは、まだ市販薬の成分として認められていません。なので、同じ成分を有する商品はないのです。
セルベックスの成分であるテプレノンは市販薬の成分として認められているためほぼ同じものが販売されています。
ロキソニン単品での使用が心配な方は、併用するといいでしょう。
またロキソニンはいくつかシリーズがあってロキソニンSプラスという商品は胃があれにくくなる成分が追加になっており値段もプラス50円程度なのでさほど変わりありません。
セルベールを一緒服用するよりは安いです。ロキソニンSプラスに配合されている胃を荒らしにくくなる成分は酸化マグネシウムといってまた別の成分になります。
酸化マグネシウムは胃酸を中和する効果があり胃をあらしにくくしてっくれます。