カリーユニ点眼薬は、有効成分ピレノキシンが含まれる白内障の予防の目薬です。
白内障の進行を遅らせる目的で使用されます。
白内障とは、目のレンズが白く濁ってくる病気で、ほとんどが加齢とともに進行していきます。
レンズに光がよく通らなくなるので、物がぼやけて見えるようになります。
カリーユニ点眼薬は、水晶体が白く濁っていくのを抑え、白内障の進行を遅らせてくれます。
あくまでも、進行を遅らせることが目的であり、一度白くなってしまったレンズを透明に戻すものではありません。
一度白くなってしまったレンズを、戻す方法は手術しかなく、
カリーユニ点眼の使用を開始すると、予防が必要であるかぎり継続しなければなりません。
そこで、いちいち医者にかかるのが、面倒という方が多く、販売してくれないかという要望の多いお薬です。
実は、
少し前まで、このカリーユニと同じピレノキシンを含有するカタリンK点眼薬というお薬がドラッグストアなんかで、
市販されていました。
しかし、2009年の薬事法改定により、ドラッグストアでは販売できなくなり、
いまでは処方箋がなくては購入することが出来ません。
残念ながら、このカタリン以外に市販の白内障のお薬はないので、
カリーユニ点眼薬と同じような市販薬は紹介できません。