サンコバ点眼薬は、有効成分シアノコバラミンを含有する目薬で、
シアノコバラミンはいわゆるビタミンB12です。ビタミンB12は、目のピント調節をする筋肉の働き助けてくれるので疲れ目の治療によく用いられます。
サンコバ点眼薬は、赤色の液体でこれはビタミンB12の色です。
市販の目薬でも、赤い色の目薬はこのサンコバと同じ成分であるシアノコバラミンが含まれています。
ただ、市販の目薬は、疲れ目だけでなく充血・痒み・疲れ目・ドライアイなど色々な症状に効くように作られており何種類もの有効成分を含んでいます。
サンコバ点眼薬の有効成分は1種類だけなので、これと同じものを探しても他の成分が邪魔になり同じものが見つかりません。
なので、いくつか余計な成分が入っていても、疲れ目により効果的であればいいのではないでしょうか?
ただし、避けたいのが血管収縮剤です。
血管収縮剤は、目の充血を速やかにとってくれるお薬ですが、毛細血管を無理やり収縮させることで、目立たないようにしてくれるだけです。この血管収縮剤は一時的に充血を改善してくれますが、連用すると逆に副作用で充血がひどくなってしまうことがあります。
目の健康には栄養と同じくらい酸素が必要なのですが、血管が収縮していると酸素とりこみずらく、血管収縮剤の使用は目の見た目を改善する以外にプラスの働きはない。充血していないのであれば使用するメリットはないばかりか、デメリットが目立つ。
なので、サンコバ点眼薬のように長期で使用するような点眼薬の代替品としては不適切です。
血管収縮剤を含まない点眼薬
赤い色した目薬はシアノコバラミンが配合されている目薬ですね。