またまた合剤の点眼薬が登場です。
商品名はアゾルガ配合懸濁性点眼液
用法及び用量
1回1滴、1日2回点眼する。
今回は、
酸脱水酵素阻害剤 + β遮断薬
つまり、
ブリンゾラミド + チモロール
商品名で言うと、
エイゾプト懸濁性点眼液 + チモプトール点眼液 の合剤です。
どちらも、既存で使用されていた成分で、2種類を点眼する手間を省き、
コンプライアンス改善を期待した合剤です。
今回は、2種類の既収載品と同様の効能・効果、用法・用量であることから処方日数制限は除外されるています。
ちなみに、
以前から、酸脱水酵素阻害剤 + β-遮断薬の合剤は発売されており、
今回は違う成分での組み合わせとなる。
参考)
コソプト点眼液
ドルゾラミド + チモロール
商品名で言うと、
トルソプト + チモプトール
緑内障は、1剤の点眼薬では眼圧コントロールが難しく、2剤を併用する例が多くなっているので、これから合剤がますます増えるかもしれません。